日本三大秘境の一つ、宮崎県「椎葉村」。その椎葉村はNPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟し、将来にわたり美しい地域であり続けるために、持続可能で伝統的な農業・農法を未来に残そうと取り組んでいます。

標高600m~1000mの山間でゆっくりと成長させ、しっかりとした質感と強い香りを生み出す椎葉名物の「原木しいたけ」は、クヌギの栄養素をたっぷりと吸収し、甘く、濃厚な味わいに仕上がります。しかし、「その原木しいたけの生産が危機にさらされている」と椎葉村で原木しいたけを栽培する株式会社山茸山中寿充さんは話します。

「父が長い年月をかけて、広大な自家原木クヌギの植林をはじめて40年が経過しました。幼い頃から父の手伝いをしていた私は、どうしてこんな手間がかかる作業をしているのかが分かりませんでした。しかし、高校を卒業し、はじめてクヌギの伐採時期を知り、困難な栽培に悪戦苦闘する日々を過ごして、大自然の自然環境を大いに活用する熟成クヌギ栽培の伝統技術を廃れさせるわけにはいかないと決意しました。クヌギ栽培は、適正な伐採時期を厳守しなければその後のすべての行程...が崩れるというリスクもあり、熟成クヌギで原木しいたけを作ることは人手も手間もかかり、担い手がほとんどいない状況です。しかし、しいたけのおいしさを追求する上において私は“原木しいたけ”にこだわり続けたい」

その生産量の少なさもあり、私たちの食卓には「原木しいたけ」が上がることはなかなかありません。そこで「原木しいたけ」と「菌床しいたけ」の味比べをするイベント“ナバナイト”を開催します。

当日は「原木しいたけ」と「菌床しいたけ」を使った料理をわがやの味つたやの主人・反田慎吾さんが用意。また、チョウザメやヤマメの養殖を手掛ける鈴木組(椎葉村下福良)の協力のもと調達された椎葉産の食材と、諸塚産、美郷産の食材で構成したつたや特製 耳川プレートも初披露されます。※天候等の問題で、予定したすべての食材が調達できない場合あり

「原木しいたけ」の生産者のこだわりに耳を傾けつつ、耳川流域沿いの秋の味覚を味わう“ナバナイト”は先着25名までの限定イベント。参加を希望される方は「ひむか-Biz」(TEL:0982-66-6690)まで電話でお申し込みください。※申込受付は定員になり次第終了いたします
ナバナイト イベントページ

ナバナイト
日時:2017年11月21日(火) 18時半開場-19時開演-21時終了
場所:わがやの味 つたや(宮崎県日向市都町8−8)
参加費:3,500円/人(つたや特別メニュー8品+飲み放題)
定員:25人