日向市美々津地区の古民家3軒の見学会と歴史と町並みを巡るガイド付き観光ツアーを開催します。
江戸時代から明治・大正時代にかけて関西との交流の拠点として栄えた港町「美々津」は、当時の名残を感じさせる廻船問屋が軒を連ね、白壁土蔵の町並みが大切に守られています。
廃藩置県時代の美々津県庁跡から一望できる美々津の町並は、京都や大阪の町家造りを取り入れたものとして注目され、今なお当時の面影を残しており、1986年(昭和61年)には国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも選定されました。
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そんな美々津地区には、古民家がたくさん眠っています。その一部を公開する「古民家見学会」を下記の概要で開催します。当日は日向市の歴史観光ボランティアガイド「平兵衛さんの会」による1時間の美々津観光ツアーも実施。神武天皇東遷出発の地の伝説が残る「美々津」の町並み保存に関心のある方、古民家暮らしに興味を持っている方などにご参加いただき、古民家オーナーとのマッチングを行ないます。
古民家見学会 スケジュール
2017年11月22日
13:00 立磐神社(たていわ神社)前に集合後、古民家3軒をご案内
・株式会社「旭建設」所有の古民家2軒(リノベーション前)
・「旧安藤家」(リノベーション済の古民家)※借り手募集中
14:15 「平兵衛さんの会」のガイドによる美々津観光案内
15:15 観光案内終了後、解散
この古民家見学会への参加をご希望の方は「ひむか-Biz」(TEL:0982-66-6690)までご連絡ください。入場無料、雨天決行で開催します。
☞古民家見学会 イベントページ
≪借り手を募集中の「旧安藤家」について≫
江戸時代末期に建てられた安藤家の古民家を今年購入したオーナーは、一般社団法人「古民家再生協会 宮崎」による耐震診断を実施し、伝統構法によるリノベーションを行いました。オーナー自身が美々津の町並み、歴史、文化に惚れ込んで購入したことから「美々津を愛し、住民の方と一緒になって、美々津地区を活性化していただける方」を探しています。