こんにちは!ひむか-Bizスタッフの徳重です📷

ひむか-Bizでは6月23日(水)、「 企業から取り組むSDGs」~宮崎日日新聞がSDGsを宣言するまでの裏話~ を開催いたしました。
今回はコロナ禍での開催ということで、来場人数を限定し、オンラインでも同時に配信するハイブリット式での開催となりました!👨⇔💻⇔👩

はじめに株式会社シンク・オブ・アザーズ、代表取締役の難波 裕扶子さんからご自身の活動内容についてご紹介いただき、世界、そして日本のSDGsにまつわる取組みをお話しいただきました。

難波さんは、宮崎県内で食品メーカーに入社後、商品開発や品質保証業務に従事し、その後もCSR・広報部門で地域社会や次世代へ向けた食育、環境教育、キャリア教育に尽力されました。
SDGsに出会い、環境や教育の問題に直面している世界の現状を知り、これまでの自分の経験を活かして次世代に伝えていく仕事をしたいと考えるようになったそうです。

講演で印象的だったのは、今地球上で起きている様々な気候変動や災害の問題を写真などで紹介しながら、なぜSDGsが必要なのか、なぜ今注目されているかを語ってくれた難波さんの熱い想い🔥

その上で、日本ではまだまだSDGsの認知度が低いということ、そして宮崎県内の現状や、
国内の企業での目標達成度なども分かりやすく説明していただきました。

次に宮崎日日新聞社の杉尾さんからは、社内での具体的な取り組みをご紹介していただきました。

なぜ宮崎の地方紙がSDGsに取り組むことになったのか、目標の設定、苦労した点、そして取り組みながら徐々に社内の雰囲気が変わっていった話など、社内で真剣に、そして本気で取り組まれた杉尾さんの情熱とともにお話しくださいました。

「SDGsに本気で取り組むことで、それが紙面をとおして読者にも伝わる」

講演では数値データや多くの資料をもとに、様々な取り組みの具体的なご紹介、そこから宮崎日日新聞社さんがどれほど真剣に取り組まれたかが分かるのはもちろん、宮崎県内でのSDGsの認知度をあげたい、理解を深めたいという目標で難波さんと一緒に頑張ってこられた内容を、とても情熱的に話してくださった杉尾さん。

宮崎日日新聞さんの取り組みは自社だけではなく、企業・教育・自治体・県内のさまざまな機関へと広がっていきました。

「SDGsは接着剤のようなもの」と話すお二人。

それはまさしく、宮崎日日新聞さんが真剣にSDGsに取り組まれたことで生まれた、同じ目標をもつ人との新しい繋がりだったそうです。全国の新聞社にもその影響は広まり、業種を超え、大きなプロジェクトとなっていく様子をお話しくださいました。

そう話す杉尾さんの情熱は、聞いている参加者にも伝わり、ご自身の思いや疑問、問題定義を投げかけていただきました。

予定時間を少しオーバーするほどのお二人の熱い想いによる講演🎤✨
宮崎日日新聞社さんの具体的な取り組みの紹介は、ご参加いただいた方がそれぞれの会社や所属機関にどのように取り入れていくのか、どのように向き合っていくのかを具体的にイメージするきっかけになったのではないでしょうか。

今回、遠くは海外からもご参加いただきましたが、オンラインでも満足いただける内容の講演となりました。改めて、ご参加いただいた皆様ありがとうございました!

今回セミナーに参加できなかったけれどSDGsの取り組みにご興味のある方、取り組みを考えられている方、ひむか-Bizでもご相談対応いたしますので、お気軽にご相談予約ください。

今後もひむか-Bizでは、皆様のお役に立つ・わくわくするイベントやセミナーを企画していきますので、お楽しみに!

 

杉尾 守 氏(宮崎日日新聞社 読者局長)
1989年、宮崎日日新聞社入社。日向支局長、延岡支社長、経済部長、報道部長、編集局次長、経営企画室長などを経て、2021年4月から読者局長。宮崎市出身、55歳。

▼宮崎日日新聞社 SDGsプロジェクトページ
https://www.the-miyanichi.co.jp/special/sdgs/

難波 裕扶子 氏(株式会社シンク・オブ・アザーズ 代表取締役)
宮崎県内でのSDGs啓発の第一人者。1995年4月食品メーカーに入社後、商品開発や品質保証業務に従事し、2012年5月よりCSR・広報部門において地域社会や次世代へ向けた食育、環境教育、キャリア教育に尽力。2021年5月に企業、教育機関、自治体等へSDGsを取り入れるためのサービスを提供する会社を設立。48歳。

▼公式ホームページ https://too17.com/
シンク・オブ・アザーズFacebookページ https://www.facebook.com/think.of.others.17